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【WKF】喜友名諒、ついに世界へアーナンダイ見せ優勝。大野はパープーレンで=プレミアリーグパリ2017
喜友名はアーナンダイで凄みと進化をみせた。
プレミアリーグ最終日、午後からは各種目決勝戦が行われた。150人が参加した男子形は、世界王者・喜友名諒と新馬場一世が決勝進出。幾度となく対戦したきた2人の戦いの歴史が2017年も幕を開けた。
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先行の新馬場はここまで温存した得意形のスーパーリンペイ。糸東流らしいキレとスピードに、剛柔流の粘りが表現され会場は盛り上がる。
しかし、やはり生ける伝説となりつつある喜友名諒が残したのは、アーナンダイ。アーナンダイとはこうやって打つのだ!と、まるで世界に伝えるような気迫は別格の完成度。ついに龍衛流の伝承者によるアーナンダイを世界に示し、凄みと進化を見せつけた。
新馬場の実力はもはや確実に世界トップクラスであるものの、喜友名に届かず。4-1で喜友名諒の優勝となった。
高い完成度の大野のパープーレン
女子形決勝は大野ひかるのパープーレンとフランスのサンディ・スコルドのカンクーダイの戦い。大野が決勝形を残せたのに対し、サンディは形を残せなかった印象。剛柔流の鍛え抜かれた粘りと組手で鍛えられたキレ溢れる大野のパープーレンがサンディへの地元の声援を抑え5-0で大野の優勝となった。
-WKF