空手ジャーナル|KARATEJOURNAL

沖縄空手、競技空手の最新ニュースと技術を紹介

喜友名諒

喜友名諒
【生年月日/出身】1990年7月12日 沖縄県出身
【所属】劉衛流龍凰会
【出身高校・大学】興南高→沖縄国際大

【主な戦績(海外)】
◎ 2014WKF世界選手権 金メダル
◎ 2015AKFアジア選手権 金メダル
◎ 2013コンバットゲームズ 銀メダル
◎ 2014、2015WKFKARATE1プレミアリーグ沖縄 金メダル(2連覇)
◎ 2012WKF世界選手権 銅メダル
◎ 2012FISU世界学生 銀メダル

【主な戦績(国内)】
◎ 2012〜15全日本選手権4連覇
◎ 2013〜15国体3連覇
◎ 2011〜12全日本学生2連覇

【check!】
空手発祥地、沖縄が生んだ世界チャンピオン。
世界3連覇の佐久本嗣男氏に師事し、2014年の世界選手権で、男子個人形12年振りの日本人世界王者に輝いた。沖縄らしい武術性に富む精巧な技、さらに独特の荒ぶる強さ、パワー溢れる形を演武する。

大学3年時の2011年、全日本学生で初の優勝を果たすと、その年の全日本選手権で初めて決勝に進出。敗れはするものの、関係者をうならせる演武を見せ台頭する。翌年に日本代表を勝ち取るが、出場する国際大会では優勝を逃すことが多く「日本の代表としての使命」を果たせぬ試合が続く。
2012年の世界選手権では優勝したディアス(ベネズエラ)に敗れ3位、翌年のコンバットゲームズでもディアスの壁の前に屈した。

だが2014年、この年初めて沖縄開催となったKARATE1プレミアリーグ沖縄大会で、地元の大応援に支えられて初代の優勝者になると、その力を自身2度目の世界選手権にぶつける。佐久本先生の指導のもとで磨き上げられた深みと強みを増した形で、全試合5-0の完全勝利で優勝。ディアスとの対戦こそなかったものの、強い存在感を見せる世界一を獲得した。

以降も全日本選手権、国体の連覇、2015年のアジア選手権初優勝など国内外で無敗を誇る。2016年は世界選手権連覇、個人形・団体形での世界2冠、そしてディアス(ベネズエラ)との対戦に勝利し、真の世界王者を証明する。
2016年7月10日時点

2016/09/07