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【沖縄】県庁に「空手振興課」新設。ユネスコ登録、統一組織目指す。

2016/05/26

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沖縄県の翁長雄志(おなが・たけし)知事は2月12日、県に新年度(今年4月)から「空手振興課」を設けることを明らかにした。

県指定無形文化財「沖縄の空手・古武術」保持者を含む7人が要請に県庁を訪れ、県主導で流派同士が課題を協議する連絡会の立ち上げを求めた。

要請を行った保持者の一人である友寄隆宏範士10段は「各流派が単独でやっていく時代は終わり。一つにまとまって沖縄空手を発信したい」と話した。

また、全空連傘下団体である沖縄県空手道連盟の照屋 幸栄会長は「世界の競技者に『空手発祥の地・沖縄』を発信し、世界から沖縄に空手愛好家が集まることを期待したい」と話した。

沖縄県内には約410の空手道場があり、中学校で教える武道は8割以上が空手を採用している。

2020年の東京五輪での追加種目採用の期待も高まっており、翁長知事は「世界に誇る沖縄空手を独自の文化遺産として保存、継承するための取り組みを強化し、世界に発信したい」と語った。

参考:
琉球新報 2/13発行

沖縄タイムス 2/13発行
YOMIURI ONLINE 2/17ニュース

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