まずは女子-55kg級に山田沙羅が出場。スペインとの3位決定戦は、時間とコートをうまく使った山田が終始試合をコントロールしたが、残り4秒でスペインが突きで加点。これが決勝ポイントとなり山田は3位決定戦敗退となった。
続く-61kgには染谷真有美がフランスの元世界チャンピオン・ルーシーと対戦。1分すぎに狙い澄ました中段突きでポイント獲得。残り19秒でビデオレビューにより相手に1ポイント入るも、しっかりと試合を組み立て残り8秒で追加点。これにはルーシーもお手上げとなり、染谷真有美が3位入賞となった。
-68kgは姉・染谷香予が進出。スイスとの戦いに、大きなプレッシャーを掛けながら前に出る染谷。1分過ぎに刻みで加点。続けざまに追加点に成功し、染谷香予が2-0でホッとする3位入賞となった。
+68kg3位決定戦は植草がアメリカと対戦。慎重に試合を進めた植草は59秒で差し合い。これはお互いにポイントが入る。残り0秒で果敢に攻めた植草の攻撃が認められ2-1となり勝利。実力の高さをみせ3位入賞となった。
-75kgでは森優太がモロッコと3位決定戦。時間を大きく使った森は、長身の相手に何度も足払いが成功。心理的に追い詰めた。
試合は2分過ぎに相手にカウンターをとられ先行されるも、すぐに中段蹴りで取り返し、さらに足払いで崩し突き。結果的に3-1で圧倒。森の3位入賞が決まった。