8月13日、第10回FISU世界大学空手道選手権大会(通称:世界学生)の大会最終日が行なわれ、団体戦の決勝と3位決定戦が実施された。日本チームは、男子の団体組手と団体形がいずれも金メダル獲得を獲得。
男子団体形金メダルのチーム帝京
団体組手の決勝はスペインとの対決。
船橋真道(近畿大学3年) 、石濱直鴻(近畿大学3 年)、西村拳(近畿大学3年)の近大勢の前3人が3勝し、一気に押しきった!
先鋒の船橋は、軽量級特有のスピードに馬力のあるゴメス(今大会-60kg級優勝:ヨーロッパチャンピオン)に2-1で競り勝つ。
続く石濱も3-3から残り時間6秒!上段突きを決め4-3で勢いをつけた。
勝負を決めたのは、やはり何か「持っている男」西村拳。前日の鬱憤を晴らす大差をつけて7-1と圧倒!
前日の個人戦メダルマッチでは3人とも振るわなかったが、やはりここは近大メンバー!団体戦では恐ろしく強い。
優勝を決めた瞬間、西村選手は右手を心に秘めた近大マークに
近大魂が世界をも制した瞬間であった。
これで本大会、日本チームは、金5、銀2、銅2のメダルを獲得。参加国中最多の金メダル獲得となった。
女子団体組手では、エジプトが優勝。-61kgの世界チャンピオン・ジャーナを軸に中華台北を下し、学生世界一を奪った。
2014年の世界選手権団体世界一の組手大国エジプトは、学生メンバーも強かった。
また女子団体形は、スペインが優勝した。
【4日目の日本選手の結果】
男子団体組手 金メダル
男子団体組手を金メダルへ導いた近大吉田コーチ
男子団体形 金メダル
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