WKF 沖縄
【沖縄/WKF】全日本より面白い!? 喜友名、岩本本命、高校生・山中と宇海の下克上なるか/沖縄PL展望 vol.1形
10月1~2日に開催されるプレミアリーグ沖縄。形種目を展望する。
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優勝争いの視点で行くと、男子個人形では大本命に喜友名諒(劉衛流龍鳳会)、対抗に新馬場一世(西濃運輸)の2強は変わらず。
喜友名は沖縄プレミアリーグ3連覇がかかる。郷里・沖縄に3年連続の錦を飾るか。新馬場は先のプレミアリーグジャーマンオープンでディアス(ヴェネズエラ)相手に敗れはしたものの、素晴らしい形を見せた。進化の時は近い。
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女子個人形では岩本衣美里(クリーンコーポレーション)が有力。沖縄プレミアリーグでは2年連続で惜しい結果が続いている。大学時代から出稽古に通い、自身を大きく成長させてくれたゆかりの地・沖縄でのプレミアリーグ、悲願の初優勝を飾りたい。
団体形、やはり男子の喜友名・金城新・上村拓也の沖縄チームの優勝は堅い。10月26日からのオーストリア世界選手権代表の座をつかんだ3人による世界大会前最後の演武。それを地元である沖縄で見せることとなった。運命とも言える日程、船出となるあろう決勝のアーナンを、最大の喝采で送り出そうではないか。
そして、今回は個人形種目が抜群に面白い。日本国内の大会では序盤に指定形を演武するが、プレミアリーグでは1回戦から形の選択は自由。かつ同じ形を同一大会で2回することはできないため、どの相手にどの形をぶつけるかの戦略や経験が重要になってくる。
有力選手を相手にした時には、1回戦であろうと当然のごとく一番の得意形を当ててくるだろう。それを最も得意な形ではない形を演武して迎え撃つことがある。戦略次第では、全日本選手権や国体では観られないようなアップセットが起こる可能性がある。昨年は、沖縄の又吉佑紀が世界王者のディアスに勝利するジャイアントキリングが起きた。
各選手がどれだけの数の形を用意しきれているか?それぞれの完成度はどうか? プレミアリーグ特有の視点で観戦するのも面白い。
高校生の山中望未がどこまで勝つか
その点では、国際大会の経験豊富な山中望未(立教新座高校2年)と宇海水稀(日本航空高校3年)の高校生2人が、シニアの日本選手、海外選手を相手に快進撃を見せることも容易に予想できる。
シニア選手の意地か、山中・宇海の国際経験値か。2人の勝ち上がりは注目だ。
なお、前売り券はファミリーマートで販売されている。
ー前売り券ー
大人2,000円
子ども500円
ー当日券ー
大人2,300円
子ども600円
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