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【学連】全日本学生2016 山田沙羅、小・中・高・大で日本一の偉業!
男子組手で1位、2位と独走した近畿大学の学生たち。
7月3日に行なわれた第60回全日本学生空手道選手権大会。優勝者は全て初の学生日本一となる結果だった。
女子組手で初優勝を果たした山田沙羅(大正大4年)は、準決勝で鈴木眞弥(帝京大3年)に7-1、決勝では、東海志保(同志社大4年)とのナショナルチーム-55kg級の同級生ライバル対決を5-1で制して頂点へ。小林実希、染谷香予、植草歩、染谷真有美と、過去5年連続で帝京が座っていた女子組手学生女王に、大正大の山田沙羅が風穴を空けた。
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大正大としては、あの藤原菜希以来7年振りの日本一。さらに山田にとっても、全少、全中、インターハイ、そして全日本学生と、各世代の全日本選手権全てで優勝を果たす快挙。これは荒賀龍太郎に次ぐ史上2人目という、記録づくしの優勝となった。
男子組手では、初戦で釜口幸樹(京産大2年)が、ルーキー渡辺湧(明治大1年)に逆転負けを喫する波乱から始まり、準々決勝では、4試合中3試合が判定での決着。大混戦になった。
それを制したのが船橋真道(近大3年)。相手を食って掛からんばかりの闘争心で、準決勝では中村良太(帝京大3年)に判定勝ち、決勝では前年優勝の西村拳(近大3年)との近大対決に3-2と競り勝った。船橋は、高校3年時にインターハイ優勝を果たして以来の個人日本一。
まさに執念と努力が咲かせた大輪の花となった。
男女形では、今年8月のFISU世界学生大会の日本代表が、意地の学生初タイトルを獲得。
男子形の久保弘樹(京産大4年)は、期待され続けた学連日本一をようやく手中に収めた。女子形の田中美佐稀(山梨学院4年)は、山梨学院大として同種目の初の優勝者となった。決勝は清和田雅美(慶應義塾4年)とのスーパーリンペイ対決に4-1で勝利し、8月に迎える自身初の国際大会に向けて加速をつけた。
決勝の模様はこちら(近大スポーツFBページへ)
https://www.facebook.com/923374084424297/videos/1056136517814719/
【入賞一覧はこちら】
【トーナメント結果はこちら】
(http://www.jukf.org/modules/pico/index.php?content_id=72)
(text by =Punchman)
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