JKF 国内
【高体連】開幕直前！インターハイ2016展望vol.2男女個人組手
いよいよ明後日に開幕を控えた「インターハイ」。直前企画の２回目は、男女個人組手の展望に迫る。
トーナメントはコチラ（http://www.jkf-hs.com/43interhigh/tournament.pdf）
春の全国選抜の結果はコチラ（http://www.jkf-hs.com/cha_sen_result/cha_sen35.html）
超激戦の男子個人組手。
春の全国選抜で快進撃を果たし、神戸第一に初の日本一をもたらした立花彪貴が今回も大混戦に身を置く。
本池頼樹（御殿場西）、山口健太（花咲徳栄）、石原雅大（日本航空）といった対応力の高い選手の顔が揃い、さらに、昨年のインターハイ準優勝者である梶村侑哉（高松中央）も控える。
また、この世代のスーパースターと期待される世界ジュニアチャンピオン・小崎友碁（浪速）、これもスターの成せる偶然か、豪華ライバルと同じヤマに入っている。長い手足でアクロバットな組手を見せる崎山優成（高松中央）、先の全国選抜で武徳会のエビ蹴りのような蹴り技を出して会場を震撼させた池澤元太（世田谷学園）と、中学時代から幾度となく名勝負を演じてきた相手との対戦が期待される。
異次元の緊張感を放つであろうNo.4のヤマは、目が離せない。
>> 続きを読む
女子個人組手を観てみる。
それぞれのブロックに見所があるが、まず欠かせないのが、第一シードである春の覇者渕田涼凪（日本航空）。
２回戦で尾立佳菜子（東大阪大学敬愛）が襲いかかる。昨年の全日本選手権で高校生ながらベスト８に進出した実力者と、春夏連覇を狙う渕田の一戦は、序盤の大きな山場となるに違いない。
No.2のトーナメントでは、カデット時代にアジアで銀メダルを獲得した経歴を持つ秋山芽祈（県立徳山）が、しなやかに相手をホーミングする蹴り技を軸に勝ち上がるか。
No.3で注目は、久住呂有紀（帝京）。昨夏、今春とベスト８。壁を破りたいところ。爆発力があり、波に乗れば一気に頂点に駆け上がることも考えられる。
No.4のヤマでは、春準優勝の臼方菜々海（花咲徳栄）が、いきなり初戦で世界ジュニアチャンピオンの吉村涼句（華頂女子）にあたる可能性がある。
さらにそこに国体チャンピオンの出町さくら（光明相模原）、長身を活かして懐の深い渋い組手をする角優里（御殿場西）が絡んでくる混戦が予想される。
Text by=Punchman
ジュニア世界王者の小崎友碁選手（浪速）
春の選抜覇者渕田涼凪（日本航空）
注目される小崎選手、淵田選手の映像はコチラ
-JKF, 国内
-インターハイ
