女子種目は、日本航空が完全制覇。
団体組手ではインターハイ2連覇、女子組手の渕田涼凪が春夏連覇。団体組手では、決勝の御殿場西戦、1-1で迎えた大将戦で林風花が逆転勝ちし優勝。
劇的な女子完全制覇を飾った。
そして女子形で優勝の宇海水稀は、インターハイ3連覇、高校通算6冠目という、競技は違えど、あの荒賀龍太郎に次ぐ快挙だ。決勝で尾野真歩（日大鶴ケ丘）に7-0の完勝をはじめ全試合圧倒的な力を見せた。
だがそのなかで、3位に入った辻歩乃佳（東大阪大学敬愛）が唯一、宇海から１本旗をとる活躍を見せた。
男子個人組手では、梶村侑哉と崎山優成の、高松中央同士の決勝が実現。
同校史上初、近年急上昇するチームがついに日本一を輩出することとなった。梶村は春の全国選抜覇者・立花彪貴（神戸第一）に勝利、前日に小崎友碁（浪速）を下した崎山優成（高松中央）は、5回戦で池澤元太（世田谷学園）に勝利するなど優勝候補に連戦連勝して決勝に進む。
決勝は、2-0で梶村が勝利、3年の梶村は最後の夏に大輪の花を咲かせた。
男子個人形は、山中望未（立教新座）が、インターハイ初優勝。
春夏連覇を果たした。全試合で相手に旗1本も譲らぬ完全優勝。技のスピード、松涛館の豪快さを出すバネの強さ、形から醸し出すオーラと、別次元の演武を見せ続けた。
【大会結果はこちら】
《男子個人組手》
【第1位】梶村侑哉・高松中央（香川）
【第2位】崎山優成・高松中央（香川）
【第3位】林柊輝・浪速（大阪）/鴨川晃次郎・宮崎第一（宮崎）
【第5位】立花彪貴・神戸第一（兵庫）/寺岡駿・拓殖大学紅陵（千葉）/明吉洸樹・東福岡（福岡）/池澤元太・世田谷学園（東京）
《女子個人組手》
【第1位】渕田涼凪・日本航空（山梨）
【第2位】出町さくら・光明学園相模原（神奈川）
【第3位】吉岡静香・花咲徳栄（埼玉）/髙木七奈・大阪学芸（大阪）
【第5位】伊藤いぶき・御殿場西（静岡）/中野あさひ・華頂女子（京都）/運天葉月・沖縄尚学（沖縄）/角優里・御殿場西（静岡）
《男子個人形》
【第1位】山中望未・立教新座（埼玉）
【第2位】菊地凌之輔・県立前橋工業（群馬）
【第3位】藤沼航輝・水城（茨城）/町田康裕・県立伊奈学園総合（埼玉）
【第5位】池田竜晟・興南（沖縄）/杉浦太朗・日本航空（山梨）/高橋幸汰・東北学院（宮城）/萩原啓斗・殿場西（静岡）
《女子個人形》
【第1位】宇海水稀・日本航空（山梨）
【第2位】尾野真歩・日本大学鶴ヶ丘（東京）
【第3位】辻歩乃佳・東大阪大学敬愛（大阪）/石橋咲織・横浜創学館（神奈川）
【第5位】清水さつき・県立松山女子（埼玉）/當間亜妃・県立浦添（沖縄）/中釜こなつ・夙川学院（兵庫）/國廣光・県立坂出（香川）
《男子団体組手》
【第1位】浪速（大阪）
【第2位】御殿場西（静岡）
【第3位】日本航空（山梨）/横浜創学館（神奈川）
【第5位】世田谷学園（東京）・高松中央（香川）・高崎商科大学附属（群馬）・拓殖大学紅陵（千葉）
《女子団体組手》
【第1位】日本航空（山梨）
【第2位】御殿場西（静岡）
【第3位】華頂女子（京都）/帝京（東京）
【第5位】高松中央（香川）・宮崎第一（宮崎）・東大阪大学敬愛（大阪）・夙川学院（兵庫）
《学校対抗特点・男子》
【第1位】浪速（大阪）45
【第2位】御殿場西（静岡）37
【第3位】日本航空（山梨）35
【第4位】横浜創学館（神奈川）25/高松中央（香川）25
【第6位】拓殖大学紅陵（千葉）12/世田谷学園（東京）12
《学校対抗特点・女子》
【第1位】日本航空（山梨）56
【第2位】御殿場西（静岡）39
【第3位】華頂女子（京都）25/帝京（東京）25
【第5位】東大阪大学敬愛（大阪）15
【第6位】夙川学院（兵庫）12
【結果詳細サイト】
大会公式 http://kirokukensaku.net/0IH16/discipline_260_20160802.html
