男女の個人形では、男子の久保弘樹、女子の田中美佐稀と日本選手がいずれも決勝進出を果たした。加えて、女子では早稲田大学大学院の國米櫻(アメリカ)も決勝に進出。地元ポルトガルの選手、フランスのなどを下して勝ち上がった。
女子組手では、宮原美穂、川村菜摘が決勝進出。宮原は、川村は状況に寄って技を使い分け、そのいずれも精度が高い。戦略の幅を広げている。3位決定戦に進んだ2選手、森口はLOTFY GIANA(エジプト)、鈴木はAGIER ALIZEE(フランス)とそれぞれ世界チャンピオンとの対戦で封じ込まれたが、他の試合では持ち味を発揮した。
男子組手、-75kgの西村拳が決勝に進出した。絶好調とは言いがたい展開ながら、しっかりと勝ちきるところはさすが。初出場の+84kg石濱直鴻も、持ち味のワンツーが冴え、銅メダルマッチへ進出。
トーナメント変更があった-67kgでは、準決勝で、全日本学生王者・船橋真道がDA COSTA Steven(フランス)との対戦が実現した。だが、地力で勝るダコスタが、序盤に船橋を引き離し、6-0で勝利した。
11日、大会2日目は団体戦4種目。トーナメントが公開されており、最も注目は、男子団体組手の2回戦、日本vsフランスの対戦が実現しそうだ。
荒賀龍太郎のライバル、ケンジに誰が挑むのか!?楽しみである。
【FISU第10回世界大学空手道選手権大会 大会公式サイト】
http://wuckarate2016.uminho.pt/
【初日の日本人選手の結果】
女子組手-50kg:宮原美穂(帝京大学2年)決勝へ
女子組手-55kg:山田沙羅(大正大学4年)2回戦敗退、敗者復活戦1勝
女子組手-61kg:森口彩美(帝京大学3年)3位決定戦へ
女子組手-68kg:鈴木眞弥(帝京大学3年)3位決定戦へ
女子組手+68kg:川村菜摘(帝京大学4年)決勝へ
男子組手-60kg:大西英輝(京都産業大学4年)2回戦敗退
男子組手-67kg:船橋真道(近畿大学3年)3位決定戦へ
男子組手-75kg:西村 拳(近畿大学3年)決勝へ
男子組手-84kg:釜口幸樹(京都産業大学2年)2回戦敗退
男子組手+84kg:石濱直鴻(近畿大学3年)3位決定戦へ
女子個人形:田中美佐稀(山梨学院大学4年)決勝へ
男子個人形:久保弘樹(京都産業大学4年)決勝へ
【個人戦トーナメント結果はこちら】
https://www.sportdata.org/wkf/set-online/veranstaltung_info_main.php?active_menu=calendar&vernr=80&ver_info_action=catmitlist#a_eventheadend
【2日目以降の大会競技スケジュール】
11日:団体戦予選・敗者復活戦
12日:個人戦メダルマッチ
13日:団体戦メダルマッチ
【ドロー】
https://www.sportdata.org/wkf/set-online/veranstaltung_info_main.php?active_menu=calendar&vernr=80&ver_info_action=catauslist#a_eventheadend
【DAY2 Tatami1】
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【DAY2 Tatami2】
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