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【特集】触れさせないフットワーク。浪速ダイヤモンドステップトレーニング=四天王合宿(動画あり)
ダイヤモンドステップのトレーニングを行う浪速高校新キャプテンの小崎友碁選手
8月16日〜18日、日本航空高校にて高校空手界最強の浪速、日本航空、御殿場西、華頂の四校があつまり四天王合宿が開催された。(関連記事はこちら)
初日は日本航空・樋口監督、2日目は御殿場西・細矢監督、浪速高校・今井監督によって組手の指導が、また初日、2日目ともに華頂・荒賀監督びより形の指導が行われた。
また2日目午後からは練習試合となり、高校最高峰の生徒たちにより、トップレベルのぶつかり合いとなった。
今回の合宿の浪速高校・今井監督による相手に的を絞らせず、相手の動きをとめるための「ダイヤモンドステップ」について説明する。
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【ダイヤモンドステップの注意点】
1.自分の動きやすい高さを意識する。構えの腰の高さが低くなりすぎないように注意する。
2.トレーニングの間、前拳のガードを下げない。常に高さをキープする。
1.前
相手にプレスするときや、攻撃をするためのステップ。前に出たら素早く元の位置に戻る。
2.後ろ
相手から間合いを外すときや引き込むときのステップ。
3.右斜め後ろ
右足を大きく右後方へ運ぶ。構えは相手に向けるように。
4.左斜め後ろ
右足を前に出し、スイッチしながら左足を左後方へ運ぶ
5.左斜め前
右足を半歩前に出し、スイッチしながら左足を左前方へ運ぶ。逆構えになる。
6.右斜め前
右足を右斜め前に出し、左足はついてくるように。
7.右サイド
左足を少しだけ左側に出し、相手を横に振ってから、右足を大きく右横に運ぶ。
8.左サイド
右足を少しだけ右側に出し、相手を横に振ってから、左足を大きく左横に運ぶ。相手の位置をしっかりイメージする。
これらを自由に30秒間、正体、逆体ともに行う。
通常正体に構える浪速高校新キャンプテンの小崎友碁選手に話を聞いたところ、「試合の駆け引きのなかで構えは常に変わるので、自分の構えが左右どちらが前でも苦手意識が出ないように練習しています。」とのことだ。
【今井監督の指導動画はこちら】
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