9月23日(金曜日)から開催されているWKFプレミアリーグ・ジャーマンオープンの組手ドローが公開された。9月24日(土)は-50,-55,−61,-68が行われる女子組手を展望する。
【ドロー】
https://www.sportdata.org/wkf/ausschreibungen/72/Kumite%20draws.pdf
【スケジュール】
https://www.sportdata.org/wkf/dtm_timetables/72.html
○-50kg(多田野彩香)
多田野彩香はいきなり初戦で今年の世界学生チャンピオンのロシオ(スペイン)と対戦する。
これを勝ち上がれば、準決勝でルチア(フランス)との初対戦が待っている。世界チャンピオン・ルチアとの一戦、どのように戦うか楽しみ。
○-55kg(山田沙羅)
山田沙羅は上位でアジアの強豪と対戦か。
準々決勝で、世界2位のシャキーラ(マレーシア)、準決勝でアジアチャンピオン・ウェン(中華台北)との試合が見込まれる。まずはしっかり上位につけ、強豪と肩を並べたい。
プール1に、サラ(イタリア)、ヤナ(ドイツ)、エミリー(フランス)のヨーロッパの強豪が固まった。ここを誰が勝ち抜くかにも注目。
○-61kg(染谷真有美)
2014世界選手権銅メダリスト・染谷真有美の一つのヤマは、準々決勝か。
2010年の世界チャンピオン・マー(オーストラリア)との対戦。成長度では分があるはずだ。
そこに勝つと、この階級の若き絶対王者・ジャーナ(エジプト)に挑む。2014年の世界選手権から2年間無敗のジャーナを崩せるか?
○-68kg(染谷香予)
2回戦に大一番を迎える。染谷香予は、現世界女王・アギエル(フランス)と対戦。2012年の世界一と2014年の世界一、女王対決はどっちに軍配が上がるか?そこに勝つと、大きく跳ねるようなステップワークを駆使する典型的北欧タイプの強豪・ギッテ(=ノルウェー)との対戦もある。
○+68kg
植草歩、川村菜摘ともにメダルに絡むであろう。植草はフランスのフローレンティンと準決勝か。かつてのライバルであったフランスのイブラヒムを落としフランス代表として活躍するフローレンティンとの戦いは注目だ。
川村は準々決勝で、メルテム(トルコ)とグレタ(イタリア)の勝者に当たる。そこがメダルへの試金石。