【男子組手-84kgエントリー状況はこちら】
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【男子組手-84kg 競技スケジュール】
予選、敗者復活戦=10月26日
3位決定戦、決勝=10月29日
https://karate2016.at/en/program
-84kg級、日本空手界のみならず世界の競技空手を牽引する荒賀龍太郎は、5度目の世界選手権。銀メダルに泣いた2012年、2014年の雪辱をいよいよ果たす。
2015年沖縄プレミアリーグ以降、国際大会無敗で、実力は名実ともに世界一。アクセル全開で世界に立ち向かう荒賀の挑戦を応援したい。
-84kg級は、層の厚さ、個性的な選手が全階級中で最も多い。
やはり意識すべきは、荒賀が2012年フランス大会決勝で敗退したフランスのケンジ。長い手足で遠間からの突き、カウンターの中段逆突きに加え、一発逆転の蹴り技が脅威。さらに、2014年決勝で敗退したグルジアのゴキタも注意が必要だ。体力勝負の泥試合の試合展開を得意としながら、投げや崩しの精度は世界一ではないだろうか。
2015年のプレミアリーグパリ大会決勝でも荒賀は残り数秒で、ゴキタの足払いからの突きでポイントを引き離され敗退した。
この階級の新たな変化としては、トルコの若手、ヨーロッパチャンピオンでアンダー21の世界チャンピオンでもあるアクタスも恐ろしい。勢いのあるワンツーで一気にスター選手へと上り詰めた。
また、長年-75kgでアガイエフと激戦を演じてきたドイツの貴公子・ノアが、今大会は-84kgにコンバート。刻み突きにカウンターの裏回し蹴りと、前手前足の攻撃力は侮れない。
これに加え、ワールドゲームズチャンピオンのギリシャのタナスや、オランダのピーターセン、イランのザビオラなど、強豪選手を上げるとキリがない。
この中で荒賀がいかに戦うか?最も注目が集まる階級なのは間違いない。
【前回大会の主な成績】
1 ARKANIA GOGITA (GEORGIA)
2 荒賀龍太郎(JAPAN)
3 GUNDUZ GOKHAN(TURKEY)
3 EL_KOTBY MOHAMED(EGYPT)
【荒賀龍太郎選手名鑑】
http://karatejournal.net/%E8%8D%92%E8%B3%80%E9%BE%8D%E5%A4%AA%E9%83%8E/