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【国内】大混戦必至!戦略と気迫が溢れる団体戦 全日本実業団展望vol.3 団体戦
11月20日に尼崎ベイコム総合体育館で開催される「第34回全日本実業団空手道選手権大会」の団体組手、形種目を展望する。
最も混戦で面白いのが実業団の団体組手だ。
特に近年は、大学、高校といった同窓生が世代を越えたドリームチームを結成、個性豊かなメンバーが顔を揃えるチームが多数。
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戦略に富む、これぞ大人の組手団体戦が繰り広げられる。
前年優勝の警視庁Aは、今大会は左下のブロックに入った。初戦に自衛隊の雄・健軍と、その後は辮天組、千翔武道との対戦が見込まれるが、いずれも僅差になるだろう。
今年の東日本実業団を制した高栄警備は、左上の1番。準決勝で、世田谷学園高校OBのドリームチームであるビーテックと、シモハナ物流の勝者に当たると予想。
右上のブロックは大混戦。実業団空手の伝統チーム・かわでんと、近大OBを中心に構成されるエーエムエーが初戦で対戦する。そのすぐ下には、団体組手4連覇の経験がある亀龍園が、2回戦で豊鉄筋と対戦する見込み。
ベテランと若手を見事に融合させ、団体戦で抜群の強さを発揮する亀龍園は、今年も序盤から見せ場を作る。
右下のブロックでは、今年の西日本実業団覇者・カツミ警備が有力。勢いそのまま、全日本実業団も頂点を狙う。
どのブロックでも、少しのボタンの掛け違えが大きく響く、神経をすり減らす試合展開が見込まれる。
団体形も好カードが並ぶ。前年優勝のビーテックは、2回戦で長谷川空手スクールに当たる。また、一昨年の覇者・高栄警備と、前年準優勝のSBKS空手チームが対戦する見込み。
昨年の全日本実業団では、道場と高校の同窓生が揃うSBKSがチームワークの高さを見せ高栄警備を完封したが、今年は高栄警備に林田至史が加入。相馬昂翔、有本幸司と3人で、東日本実業団を圧巻の演武で制した。
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