11月25日から27日にかけて、インドネシア・マカッサルで開催される「第15回アジアJr&Cd、-21空手道選手権大会」。今回は、アンダー21代表。次の13名が出場する。
【アンダー21代表選手】
男子個人形:堀庭裕平
女子個人形:宇海水稀
男子組手-55kg:泓誠司朗
男子組手-60kg:花車泰平
男子組手-67kg:中野壮一朗
男子組手-75kg:石原雅大
男子組手-84kg:釜口幸樹
男子組手+84kg:福岡蓮
女子組手-50kg:宮原美穂
女子組手-55kg:古野ひかる
女子組手-61kg:森口彩美
女子組手-68kg:菊池瑞希
女子組手+68kg:齋藤綾夏
形では、飛び級でアンダー21代表に選ばれた高校生・宇海水稀の勝ち上がりに注目。高校全国7冠、ジュニア世代では無敵を誇る宇海、インドネシアをはじめ、シニア世代で活躍する選手も出場見込みの種目で、金メダリストになれるか。
男子組手では、-84kgの釜口幸樹に期待。前回大会では高校3年で飛び級でアンダー21に出場、銀メダルに輝いた釜口、以降も2015年のAKFアジア選手権で団体優勝メンバーに入るなど、着実にステップを踏んでいる。
加えて、昨年の世界ジュニア銅メダリスト・中野壮一朗(-67kg)にも頂点の期待がかかる。前回のアジアジュニアを制覇、圧倒的存在感で、今回はアジア2世代制覇を狙う。
-60kgの花車泰平は、軽量級ながらアガイエフのような突進力が持ち味で、国際試合でも強さを発揮する。
+84kgでは、海外選手で注目選手のサウジアラビア・タレグが出場見込み。タレグは10月の世界選手権(オーストリア・リンツ)で、世界2連覇を誇るエネス(トルコ)に勝利した重量級次世代スター。福岡蓮は入念に対策を練っているそうだが、如何に攻略するか。
女子組手はやはり、世界選手権銀メダリスト・宮原美穂の戦いぶりが気になる。20歳になった今年は大きく成長、世界選手権決勝では、同階級の世界的スーパースター・ルチアを最後まで追いつめた。このアジアアンダー21を制し、天才復活をしっかり示したい。
加えて、+68kgの齊藤綾夏に大ブレイクの予感がする。今年は国体を制覇、近大でもエース格に成長した。組手スタイルを確立させ、勝ち方をマスターした印象。イランなど強豪を退けて、ブレイクのきっかけにしたい。
【前回2014年大会のアジアジュニアカデットアンダー21の結果はこちら】
http://www.jkf.ne.jp/result/asia_14jcu21