-52kg、国際大会デビュー戦の堺健太は、初戦、2回戦と判定勝ちと苦しむも、以降は持ち味を発揮。決勝はカザフスタン相手に裏回し蹴りを2つ決めるなどして9-1と圧倒した。
-57kgの谷口暁理も、国際大会初出場で初優勝。4試合とも危なげない試合運びで優勝を果たした。ワンツーの入り方やカウンター、蹴り技も距離に応じたバリエーションを多く持っており、今後も楽しみな存在。
-63kg、今年の全中チャンピオンである中村虎太郎が登場。初戦を3−2、2回戦を判定で、準決勝を2-1で競り勝つと、決勝のサウジアラビア戦でも0−1のビハインドから残り5秒で追いつき、判定勝ち。勝負強さを見せる「持ってる男」が、国際大会初出場で見事に金メダル。
-70kg、園田雅人は銅メダル。初戦をインドネシア相手に5-0発進したが、続く準決勝で優勝のベトナム戦で3-4と惜しくも敗れた。3位決定戦では、イランに0-0の判定勝ち。
+70kg、高松中央高校の1年生・渡邊謙頼は惜しい準優勝。中国に8-0、ヨルダンに3-0で決勝に進んだが、決勝のイラン戦では3-4で接戦の末に敗戦。刻み突きや裏回し蹴りなど持ち味を出し、優勝に限りなく近い銀メダルとなった。
【結果】
男子組手-52kg:堺健太=優勝
男子組手-57kg:谷口暁理=優勝
男子組手-63kg:中村虎太郎=優勝
男子組手-70kg:園田雅人=3位
男子組手+70kg:渡邊謙頼=2位