男子-55kg、日本航空高校3年の泓誠司朗、国際大会デビュー戦で銀メダルを獲得した。大技小技とバリエーション豊富で試合運びに余裕をもち、国際大会を楽しんでいるような戦いぶり。18歳が大器の片鱗を見せた。
国際大会デビュー戦で銀メダルを獲得した泓誠司朗
男子-60kgの花車泰平は、初戦でサウジアラビアに残り1秒で上段蹴りを被弾し1-4で敗れるも、そこから敗者復活戦でインドネシアに10-1、3位決定戦のイラン戦を3-0で勝ち上がり銅メダル獲得。昨年のアジア選手権-55kg3位につぐメダル獲得となった。
世界選手権銀メダリストとして臨んだ女子-50kgの宮原美穂、さすがの強さで無失点での優勝を果たした。初戦はわずか40秒で8-0勝利、次いでインドネシアに3-0、ベトナムに0-0判定、決勝ではマレーシアに4-0と圧勝した。世界選手権でことごとくポイントを重ねた刻みと逆上はこの日も冴え渡った。
敗者復活では圧勝した花車泰平
女子-55kgの古野ひかるは5位。初戦、アンダー21世界王者のイランに2−3と肉薄するも敗れ、敗者復活戦に勝利、3位決定戦ではタイに惜しくも2-3で敗れ5位となった。
【結果】
男子組手-55kg:泓誠司朗=準優勝
男子組手-60kg:花車泰平=3位
女子組手-50kg:宮原美穂=優勝
女子組手-55kg:古野ひかる=5位