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【全空連】女子個人組手1.2回戦ハイライト=第44回全日本個人戦
染谷香予と3回戦で対戦する山田沙羅
女子個人組手1回戦の注目カードとなった中村しおり(京都)と染谷真有美(茨城)の戦いは30秒過ぎに染谷が連突きで突破口を見出すと、そのまま勢いにのり突きで加点。3-0と点差を開き染谷が2回戦へ。
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2回戦一試合目は植草歩(前年度優勝)が登場。今や芸能人なみの人気を誇る植草に報道カメラがアリーナに溢れんほど集まる。相手は帝京の後輩・全日本ナショナルチーム所属の鈴木眞弥(神奈川)。開始すぐの攻防で鈴木に一本旗が上がるも、惜しくもポイントには繋がらず、すぐにまた攻めた鈴木に植草が体捌きと共にカウンターを合わせ加点。そのポイントを守りきり1-0で植草が3回戦へ。
女子組手1.2回戦
第41回準優勝の大正大卒・東世菜(長崎)と先日のアジアアンダー21に代表選手として出場した古野ひかる(大分)は東が飄々としながらも計算された組手で突きと投げを決め5-0と完封。またもや台風の目となる予感。
岩戸美紗(和歌山)と斎藤綾夏(山口)の近大現役とOG対決はお互いに遠間をキープし駆け引きしC2が2つずつ累積。残り20秒で思い切って先に攻めた斎藤に岩戸がカウンターを合わせたが、審判は斎藤を支持。1-0となったが、岩戸が意地の攻撃を見せ1-1で時間切れ。斎藤の判定勝ちとなった。
金森穂花(鳥取)と染谷香予の戦いは染谷がリラックスと圧倒的なプレッシャーの緩急をうまく使い分け、カウンターを丁寧に合わせ3-0で染谷の勝利。やはり仕上がっている印象の染谷は、3回戦で山田沙羅と対戦する。
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-第44回全日本選手権