120人が参加した女子形、全日本ナショナルチームからは岩本衣美里、大野ひかる、岡本沙織、宇海水稀の4人が参加。
まずは高校3年の宇海は、初戦をセーパイで突破。続く2回戦は昨年の世界選手権でフランス代表だったアレクサンドラ。難敵のスーパーリンペイに、最も得意なチャタンヤラクーシャンクーを選択も2-3と惜敗。しかし、しっかりとシニア世界に爪痕を残した印象。
続く岩本衣美里は、初戦をクルルンファ、2回戦をパーチューで勝ち上がるも3回戦にアメリカ代表として出場する早稲田大学大学院の國米櫻のパープーレンにスーパーリンペイを選択も1-4で敗退。國米はその後、フランスのサンディースコルドに敗退となった。
昨年の沖縄プレミアリーグで優勝し、プレミアリーグでの勝ちあがりに長けた岡本沙織は初戦からソーチン、エンピ、ウンス、五十四歩大と勝ちあがり、5回戦ではイタリア代表のビビアーノに五十四歩小で4-1と勝利。大野ひかるとの準決勝へ駒を進めた。
昨年の全日本準優勝大野ひかるは、今回はさらなる飛躍を見せた。初戦をパイクー、2回戦をサンセールで勝ち、3回戦はヨーロッパチャンピオンのスペインのサンドラ。強敵との戦いを得意のスーパーリンペイで3-2と勝利。4回戦でクルルンファ、5回戦でウンシューと勝ち上がり、岡本との準決勝へ。
大野ひかると岡本沙織との準決勝では大野のアーナンに岡本のカンクー小。大野が5-0と完勝し、地元フランスのサンディースコルドとの決勝へ。岡本は國米との3位決定戦へと回った。
3位決定戦、決勝は日曜日に行われる。