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【WKF】荒賀龍太郎、最激戦区を制し決勝へ。川村も力強い組手で決勝進出=プレミアリーグパリ2017
ザビオラとの死闘を制し決勝に進んだ荒賀龍太郎
プレミアリーグパリ大会2日目、男子-84kgに日本の誇る世界チャンピオン・荒賀龍太郎の登場。
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初戦のハンガリーに安定して勝った2回戦はトルコの若手、ヨーロッパチャンピオンのアクタス。スピードの速いアクタスに、それ以上のスピードで応戦し2-0で勝利。続く、ロシア、ヴェネズエラと全く隙を見せずに勝利し、コート決勝は元世界チャンピオンのゴジタ。幾度となく戦ってきた世界のライバルだ。この難敵に、残り45秒で先制点を取られた荒賀だが、そこからまるでギアが2段階上がったからのようにさらにスピードアップ。あっと言う間にポイントを大量に取り勝利。
準決勝はいつもの相手ともいえよう、イランのザビオラ。お互いに見合った30秒すぎに、荒賀の変化に上段蹴りがザビオラを捉え3-0。これに猛攻のスイッチが入ったザビオラは、刻みで取り返し3-1。さらに荒賀の出始めに鋭いカウンターを合わせたが、これが完全に強打。前のめりに倒れた荒賀。10カウントが発声されたが、なんとか立ち上がる。足元がおぼつかない荒賀に、さらにワンツーで加点するザビオラ。しかしここから荒賀の真骨頂が発揮される。
傍目にもダメージの大きさがわかる荒賀であったが、残り50秒を切ったあたりから刻みの勝負をしかける。これにザビオラも応戦するも、つねに荒賀が一歩リード。さらに刻みで加点し5-2で勝利。決勝へ進んだ。
+68kgの川村は全く相手を寄せ付けない横綱組手。真っ直ぐ入る技の素直さと突進力は、ともすれば変化の多さをもとめられる競技空手でも一歩先行く攻撃力。ほぼ失点せずに植草を下したフランスのイブラヒムとの決勝へ。とても楽しみなカードが実現した。
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