明日からいよいよ始まるWKF第23回世界空手道選手権大会。注目のトーナメントが発表された。トーナメントからみる女子個人形、組手の展望を書く。
女子形・清水は2回戦からの登場。3回戦では早稲田大学大学院に通うアメリカ代表の國米櫻と対戦か。準決勝で優勝候補の一角ヨーロッパチャンピオンのサンドラサンチェス(スペイン)とあたり、ここを越えれば2連覇が確実視される。
-50kgの宮原は一回戦のチリのガブレラが要注意。パンアメリカンでは絶対的な存在。隣の山には2015年アンダー21の世界チャンピオン、エジプトのサエドがいる。なかなかに厳しいトーナメント。
-55kgの山田は準決勝までは比較的安心か。隣の山の前回世界チャンピオンのサラ(イタリア)とクミザキ(ブラジル)の勝者との準決勝を勝ちきれば、金メダルも夢ではない。
-61kgの染谷は3回戦のヨーロッパ2位トルコ・コバンがまずは山。準決勝でこの階級で2014年以降無敗を誇るロフティ(エジプト)に勝てれば優勝確実。
-68kgの染谷は2014年のヨーロッパチャンピオン、ロシアのインガと2回戦。ここで勢いがつけば決勝進出となるだろう。
+68の植草はまずは3回戦のマサ(クロアチア)、次に準決勝のアジアのライバル、ハミデム(イラン)。ここで勝ち上がり決勝進出できれば世界一が確実。