11月25日から27日にかけて、インドネシア・マカッサルで「第15回アジアJr&Cd、-21空手道選手権大会」が開催される。日本代表選手が決定しており、世代ごとに紹介する。今回は、カデット代表。次の10名が出場する。
【カデット代表選手】
男子個人形:舟田 葵
女子個人形:森本莉菜
男子組手-52kg:堺健太
男子組手-57kg:谷口暁理
男子組手-63kg:中村虎太郎
男子組手-70kg:園田雅人
男子組手+70kg:渡邊謙頼
女子組手-47kg:細井映生
女子組手-54kg:藤田るり
女子組手+54kg:中井舞
6月に開催された東アジア選手権(中華台北)では、出場全員が金メダルを獲得したカデット。その時のメンバーとは、実に7名の顔ぶれが変わった。この世代の代表争いの熾烈さを物語っている。
形は、男子の舟田は、東アジアを制した経験を生かし、アジアも獲るべく意気込む。国際大会初代表の森本は、この夏の全中で個人・団体形の2冠。組手でも活躍する、ジュニア時代に世界で形・組手の2冠に輝いた第二の大野ひかるとしても期待の高い選手だ。
男子組手は、東アジアのメンバーから総入れ替えになった。
最注目は、-63kg代表・全中覇者の中村。強豪揃う大阪のなかで、昨年まではやや陰に隠れていた存在である成長著しい中村が、今年一気に日本一に登り詰めた。その勢いでアジアを食うことができるか。+70kgの代表、高松中央高校1年の渡邊は、180cmを超えるこの世代では規格外のスケール。力強い組手で金メダルを狙う。
女子組手、多彩な足技を持つ3選手が揃った。
細井、藤田は東アジアを制している。如水館中2年の細井は、昨年の1年時から全中2年連続入賞。高い潜在能力を発揮している。全少連覇の実績を持つ藤田は攻防のバランスが良く、また闘志を押し出す元気ある組手は、見ている側も気持ちがいい。アジアも制して、金メダルを持った元気一杯の笑顔を見たいところだ。
【今年の東アジアの結果はこちら】
http://karatejournal.net/2016/07/05/【akf】日本、東アジア圧倒!%E3%80%802016初の公式戦・東ア/
【全中の結果はこちら】
組手:http://karatejournal.net/2016/08/30/zenchu-3/
形:http://karatejournal.net/2016/08/27/zenchu-2/
【前回2014年大会のアジアジュニアカデットアンダー21の結果はこちら】
http://www.jkf.ne.jp/result/asia_14jcu21