最近実力が急上昇している若手のホープだ。激しい間合いの探り合いとなった消耗戦は1:37秒に荒賀の攻撃をダッキングでかわした直後の上段突きでの反撃で森が先制。会場から歓声が上がる。しかし直ぐに荒賀が中段突きを返し1-1。さらに森の集中力の隙間を縫った荒賀の突きが森の上段を捉え2-1。これで時間切れとなり、荒賀が4回戦へと駒を進めた。
渡邊大輔(東京)と遠山将平(長崎)の松涛連盟指導員同士の戦いは渡邊が好調さをアピール。気合いの入った上段突きを立て続けに決め、5-0で勝利。
船橋真道(学連)と篠原浩人(大阪府)との試合はお互いに手の内を知り尽くした対戦。2分が過ぎようとした頃、船橋の飛び込みに篠原が綺麗にカウンターを合わせ先制。さらに船橋の蹴りを掬い投げを決め、篠原が4-0で勝利となった。
ベスト8には荒賀、石塚、渡邊、西村、香川、近藤、渡辺、篠原が進んだ。