準決勝進出をかけた戦いは貴重なカードが揃った。まず植草と渕田は、渕田が裏回しなど技巧に富んだ技を連発るるも、植草が大きく構え、的確に突き、中段蹴り、上段蹴りと決め、8-0のポイント差をつけ、2連覇に勢いをつけた。
帝京現役同士の宮原と川村は川村が残り19秒で綺麗な突きを宮原に届かせ先制、さらに上段をきめ2-0で川村が準決勝へ。
山田は西原を寄せずに4-0で準決勝へ。
齋藤と染谷真有美の一戦は、これぞ世界水準といった試合展開。大技のシーソーゲームとなった。齋藤が上段蹴りを決めた直後に染谷が上段蹴りを決め返す。さらに齋藤が裏回しのカウンターを決め点数は8-4となったが、染谷の勝ちへの強い思いが齋藤を残り0秒で場外へ。これがC2の4回目となり齋藤の失格としう劇的内容となった。
ベスト4進出は、植草、染谷真有美、川村菜摘、山田沙羅となった。
また男子個人組手では、荒賀と石塚が1-0で荒賀。香川と近藤が3-0で香川、篠原が不戦勝と3人がまずは準決勝へ。
渡邊と西村の-75kg級ナショナルチーム日本代表を争うライバルの戦いは西村が時間と体力を上手く使いカウンターに集中。2-0で西村が準決勝へ進んだ。
男子ベスト4進出は、荒賀、西村、香川、篠原