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【FISU】決勝動画あり!川村菜摘が世界学生2連覇!世界学生3日目速報
世界学生2連覇!川村菜摘選手
8月12日、第10回FISU世界大学空手道選手権大会(通称:世界学生)の大会3日目が行なわれ、個人戦の決勝と3位決定戦が実施された。
日本チームは9選手がメダルマッチに挑んだ。
男子個人形の久保弘樹(京都産業大学4年)は、モロッコにパイクーを当て4-1で勝利。
2大会連続で日本勢が決勝で敗れていた鬼門を崩し、見事に学生世界一を果たした。
女子個人形では、日本の田中美佐稀(山梨学院大学4年)と、アメリカの國米櫻(早稲田大学大学院)が対決。
田中は得意のスーパーリンペイ、國米はアーナンダイを演武。3-2で田中が勝利し、大きなチャンスを形に変えた。
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女子形優勝の田中美佐稀
組手陣は、川村菜摘(帝京大学4年)が金メダル獲得。
川村は、ヨーロッパ・世界選手権で実績豊富なトルコのメルテムに2-1で競り勝った。川村はこれで世界学生2大会連続優勝の快挙達成だ。
宮原美穂(帝京大学2年)は世界選手権3位のロシオ(スペイン)と対戦して1-3で敗れ銀メダル。
西村 拳(近畿大学3年)は、世界アンダー21で3位のアリ(エジプト)に、試合の主導権を握るものの最後に逆転され3-4と惜しい銀メダル。
また3位決定戦では、女子組手-68kgで鈴木眞弥(帝京大学3年)が、同-61kgで森口彩美(帝京大学3年)がいずれも快勝し、銅メダルを獲得。
前日の団体戦では見せ場の少なかった2人が、高い修正能力を見せた。
男子組手-67kgでは船橋真道(近畿大学3年)vsハナフィ(エジプト)の、前日団体戦で相対した2人の再戦が実現。序盤に大きくリードしたハナフィが勝利した。
海外勢の主な結果では、男子組手-67kg、注目のスティーブンダコスタ(フランス)はオーストリア相手に裏回り蹴りを決めるなど圧倒し優勝。
女子組手-61kgの世界王者ジャーナ(エジプト)はマケドニアに危なげなく勝利し優勝。
同-68kgでは、現世界王者のアジェ(フランス)と、昨年のヨーロッパチャンピオン・アリサ(オーストリア)が対戦。注目の1戦は、1-0でアジェが勝利、この2人も今年の世界選手権で間違いなく日本勢のライバルとなるであろう。
大会4日目、最終日は団体戦の3位決定戦、決勝が行なわれる。
【3日目の日本人選手の結果】
女子組手+68kg:川村菜摘(帝京大学4年)金メダル
女子個人形:田中美佐稀(山梨学院大学4年)金メダル
男子個人形:久保弘樹(京都産業大学4年)金メダル
女子組手-50kg:宮原美穂(帝京大学2年)銀メダル
男子組手-75kg:西村 拳(近畿大学3年)銀メダル
女子組手-61kg:森口彩美(帝京大学3年) 銅メダル
女子組手-68kg:鈴木眞弥(帝京大学3年) 銅メダル
男子組手-67kg:船橋真道(近畿大学3年) 5位
男子組手+84kg:石濱直鴻(近畿大学3 年)5位
【トーナメント結果はこちら】
https://www.sportdata.org/wkf/set-online/veranstaltung_info_main.php?active_menu=calendar&vernr=80&ver_info_action=catmitlist#a_eventheadend
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