【男子組手-75kgエントリー状況はこちら】
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【男子組手-75kg 競技スケジュール】
予選、敗者復活戦=10月26日
3位決定戦、決勝=10月29日
https://karate2016.at/en/program
日本代表の渡邊大輔は、国内でも激戦区である-75kgで初の個人代表。作新学院から帝京大学に進み、現在松涛連盟の指導員。少しづつ実績を伸ばし、初の日本代表に上り詰めた。
2015年沖縄、2016年ザルツブルグのプレミアリーグで優勝している。同階級で2012年に日本のレジェンド・松久功が銅メダル、そして2014年にサムライ・谷竜一が金メダルと引き継いできた連続入賞を加速させんと意気込む。
しかし、最激戦区の一つ-75kgには世界から個性豊かな強豪が集う。
まずはイタリアのブサ。初めて世界チャンピオンになったのは驚きの2006年。後述のアガイエフより前。さらに、アガイエフと勝ち負けを繰り返し2012年には世界王者へ復帰。2014年は日本代表の谷に決勝で敗れたが、最も安定したメダル獲得数を誇る。
レジェンド・アガイエフ
次にレジェンド・アガイエフ。競技空手の世界で名を知らぬものはいないまさにレジェンド。前回世界大会を怪我で出場辞退。引退説も囁かれたが、昨年地元バクーで行われたヨーロピアンゲームズで衝撃の優勝。31歳になった今も東京オリンピックを目指すと公言し、話題につきない。往年のとびかかるような突き、合気道のような投げはまだまだ健在。世界選手権金メダル4つ獲得の誇りが光る。
さらにヨーロッパ次世代のスター、変幻自在の蹴りと投げを持つウクライナのホルナ、ヨーロッパチャンピオンの経験をもつオランダのリーン、今年のイスタンブールオープンでアガイエフを倒して優勝したトルコのエルマン、力をつけてきたスポーツ大国アメリカのトーマススコット、香港のリーカワイ、2015年世界アンダー21優勝のガボール(ハンガリー)など、最激戦区に相応しい豪華な顔ぶれが揃っている。
【前回大会の主な成績】
1 谷竜一(JAPAN)
2 BUSA LUIGI(ITALY)
3 HORUNA STANISLAV(UKRAINE)
3 BITSCH NOAH(GERMANY)
【渡邊大輔選手名鑑】
http://karatejournal.net/%E3%80%90%E7%A9%BA%E6%89%8B%E5%AE%B6%E5%90%8D%E9%91%91%E3%80%91%E6%B8%A1%E9%82%8A%E5%A4%A7%E8%BC%94%E9%81%B8%E6%89%8B/