男子-67kgの中野壮一郎は3位。初戦から5-1、7-2と大量点を稼ぐが、準決勝のヨルダン戦で、序盤に上段蹴りを浴びリズムが崩れた。だが3位決定戦では3-3の判定の末に勝利し、粘りきった。
女子-61kg:森口彩美は、惜しくも準優勝。決勝は、ベトナムのナンに0-5と離された。世界選手権で染谷真有美を1-9のスコアで下したベトナムの超新星。距離の出る突き、そして足技と今後、アジアの脅威となることは間違いない。
女子-68kg:菊池瑞希が優勝。前回のアジアジュニアは2位、今回は金メダル獲得となった。初戦はインドネシアに5-0、次いでカザフスタンに4-0、決勝はベトナムに同点から残り7秒で勝ち越し、2-1で勝利した。
強い組手を見せ優勝した菊池瑞希
女子+68kg:齋藤綾夏、今年の東アジアシニアでは個人で悔しい成績に終わった雪辱。今年のいわて国体優勝など急成長を遂げる20歳が、アジアのアンダー21を制した。中華台北に6-0、インドネシアに9-1、決勝はイランに1-1の判定で勝利。
【結果】
男子組手-67kg:中野壮一朗=銅メダル
女子組手-61kg:森口彩美=銀メダル
女子組手-68kg:菊池瑞希=金メダル
女子組手+68kg:齋藤綾夏=金メダル