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【国内】組手団体戦、山口県が初優勝! いわて国体最終日
快挙となった団体組手優勝の山口県選手団
2016希望郷いわて国体空手道競技、大会最終日は組手団体戦の決勝までが行なわれた。
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今大会、先鋒は少年男子、次鋒は成年女子または少年女子、中堅以降は成年組手混合という国体特有の団体組手方式が、混戦と名勝負を生み出した。時に形選手が試合に出場する場面も見られた。
激戦を勝ち抜いたのが、山口県。国体の団体組手初優勝となる。これまで山口県は、2011年に地元国体を開催したときの2位が最高。それを上回る最高の結果を残した。3回戦、前年の全日本選手権男子団体組手で準優勝した神奈川県との試合に3-1で勝利して勢いづくと、4回戦で岐阜に3-1、準決勝で山梨県に3-1、決勝では東京都に中堅までで3勝し一気に押し切った。
軸となったのは、女子組手。本大会成年女子組手優勝の近大・齋藤綾夏が大きく化けた。
さらにカデット時代に国際大会経験を持つ高校生・秋山芽祈も奮闘。この女子組手が全試合勝利しリズムを作った。
加えて、山口鴻城高校→近大と進んだ石井颯人が要所でしっかり勝ちを拾う。元世界チャンピオン・藤井栄治監督と、近大・木島明彦監督を師に持つ石井、さすがの仕事で山口県に快挙を呼び込んだ。
準優勝の東京都は、4回戦で優勝候補の大阪府と2-2の1ポイント差(11-10)という死闘を制した。ここでは世田谷学園高校の芝本航矢が、浪速高校のエース・小崎友碁に勝利するなど活躍し上位進出の原動力となった。
なお地元の岩手県は、準決勝で東京に敗れるも3位決定戦で山梨県に勝利。先に2勝されるも、石塚将也、佐々木優太、そして最後は今大会形で優勝したの在本幸司が7-1で勝利し3勝。3位をもぎとった。
【これまでの競技結果記事はこちら】
成年組手3階級http://karatejournal.net/2016/10/08/kokutai2016-14/
少年男女形http://karatejournal.net/2016/10/09/kokutai2016-15/
成年男女形http://karatejournal.net/2016/10/09/kokutai2016-16/
少年男女組手http://karatejournal.net/2016/10/10/kokutai2016-17/
【各種目のトーナメント結果】
組手団体戦
http://karatejournal.net/2016/09/18/kokutai2016-12/
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