【男子組手-67kgエントリー状況はこちら】
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【男子組手-67kg 競技スケジュール】
予選、敗者復活戦=10月27日
3位決定戦、決勝=10月29日
https://karate2016.at/en/program
昨年の世界アンダー21で決勝を争った若き2選手が、いよいよ世界選手権の舞台に立つ。
トルコのブラクと、フランスのダコスタだ。この2人、間違いなく今後のこの階級を引っ張っていく存在となるだろう。
ブラクは今年のプレミアリーグで2度の銅メダル、ダコスタはヨーロッパ選手権銀メダルとステップを踏んでいる。
特にダコスタは、今年の世界学生団体戦で日本の西村拳にあわやという飛び後ろ回し蹴りを見せるなど、派手な組手を見せる。足払いの得意な力強い組手で、初優勝なるか。
日本の五明宏人も、本大会の日本男子組手の個人代表では最年少の20歳。昨年のアジア選手権では、敗者復活戦で脅威の粘りを見せて銅メダルを獲得した。ハマった時の爆発力はすさまじいものがある。
2012世界チャンピオンのハナフィ(右)と2016プレミアリーグ・グランドチャンピオンのビニシウス
また他の海外勢では、2012年の世界王者・ハナフィ(エジプト)が実績を持つ。独特の拍子で打つ刻み突きが持ち味。今年8月の世界学生では振るわなかったが、9月のジャーマンオープンではきっちり優勝。2大会連続の世界選手権ファイナリストはさすがの調整力だ。2015プレミアリーググランドチャンピオンのビニシウス(ブラジル)は、ロースコアを勝ち抜く緻密な戦略の組み立てが持ち味。2013年のコンバットゲームズチャンピオン・イランのサイード、オーストラリア代表のヤヒロも、メダル有力選手だ。
【前回大会の主な成績】
1 ROLLE WILLIAM(FRANCE)
2 HANAFY MAGDY(EGYPT)
3 REZENDE_FIGUEIRA VINICIUS (BRAZIL)
3 BAJRAMI KUJTIM (SWITZERLAND)
篠原浩人:11位