第15回アジアジュニアカデットアンダー21大会、大会2日目の午後は、ジュニア男子組手+76、アンダー21男子組手では、+84、-84、-75の3階級が行なわれた。
Jr+76kgの嶋田力斗が、殊勲の優勝。ジュニアの最重量級を日本人が制すのは、なんと2002年第6回大会以来のことだ。初戦、いきなりのヤマ場とイランに1-1の判定で勝利すると、スリランカに6-0、カザフに5-0、決勝はインドネシアに3-0と完勝。相手との間合いが遠いと見るや、刻み突きベースからワンツーへシフト。高い調整能力を見せた。
U21-75kgに出場の石原雅大。高校3年生ながら、レベルの高いこの階級で、銅メダルを獲得。初戦でイランに2-2の判定負けを喫するが、敗者復活戦でスリランカに4-1、3位決定戦でインドネシアに3-2で勝利した。
U21-84kg釜口幸樹。初戦のサウジアラビアに、残り0秒で上段蹴りをもらう悔しい戦いも、3位決定戦でインドネシアに2-0で勝利。実力十分も、一瞬の隙が命取りになった。
U21+84kg、国際大会初出場の福岡蓮は5位。初戦のカザフスタンに2-2からC24つの蓄積による反則負け。3位決定戦に回るが、インドネシアに5-9で押し切られ、ほろ苦いデビュー戦となった。
【結果】
Jr男子組手+76kg:嶋田力斗=優勝
U21男子組手-75kg:石原雅大=3位
U21男子組手-84kg:釜口幸樹=3位
U21男子組手+84kg:福岡蓮=5位