【男子団体組手エントリー状況はこちら】
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【男子団体組手 競技スケジュール】
予選、敗者復活戦=10月28日
3位決定戦、決勝=10月30日
https://karate2016.at/en/program
前回大会、銅メダルを獲得し22年振りの表彰台に立った日本チーム。今大会も、絶対的エース・荒賀龍太郎を軸に据えて臨む。加えて、重量級エースの香川幸允の安定感がここ2年で急上昇。2枚目の看板へと成長の一途を辿る。-75kgの代表、渡邊大輔も団体戦登録をしている。
また団体組手要員には篠原浩人、飯村吏毅哉、西村拳、石塚将也と、実に個性豊かな実力者が揃った。4大会連続出場となる篠原、世界トップクラスの防御力と安定感を誇る。
相手のエース封じ、後半の主要部分での貴重な勝利を持ってきてくれるはずだ。高速の中段蹴りを持つサウスポー飯村は、爆発力ある組手で、日本チームを加速させる。世界選手権初代表の西村は、いつでも高得点の取れる蹴り技のバリエーションが豊富、9月のジャーマンオープンでアガイエフに勝利し売り出し中だ。
国体チャンピオンの石塚は、高い攻撃力に、防御力がプラスされて展開によって守る組手も攻める組手も高い次元で実現できる。
日本は、前回ドイツ世界選手権で優勝したイランチームを2015年のアジア選手権で撃破。世界トップクラスの実力は証明済み。2大会連続メダル、いや、1970年の第1回東京大会以来となる金メダルが狙える。日本のサムライたちが競技空手の歴史を変える瞬間を見届けたい。
イランチーム以外にライバルとなるのが、トルコ。-84のアクタスは登録されていないが、+84のエネス、-75のエルマンといずれも個人代表は強力。加えて団体要員をきっちり分けて揃えてきた印象。ヨーロッパ選手権では銀メダルだが、限りなく金に近かった。そして、エジプトも優勝候補。速い選手、大きい選手、バランス型とタイプを揃えてきた。
加えて、今年のヨーロッパチャンピオン・フランスも強力。-84のケンジが中心。団体要員の中堅どころも揃えている。アガイエフ率いるアゼルバイジャンは、アガイエフ、アタモフ、ママエフのベテラン3人が軸。
ドイツはノアとホーン、オランダはリーンとピーターセン、イタリアはブサとマニスカルコと、ここまで挙げてきたどのチームも2枚の軸があるが、選手層では日本が上と見た。
5人で勝負をつける戦いができるメンバーを揃えた日本。どの選手にどの選手が当たるか、まさに紙一重の駆け引きが勝負を分けそうだ。
【前回大会の主な成績】
1 Iran
2 GERMANY
3 TURKEY
3 JAPAN
【選手名鑑】
荒賀龍太郎:http://karatejournal.net/%E8%8D%92%E8%B3%80%E9%BE%8D%E5%A4%AA%E9%83%8E/
篠原浩人:http://karatejournal.net/209-2/
渡邊大輔:http://karatejournal.net/%E3%80%90%E7%A9%BA%E6%89%8B%E5%AE%B6%E5%90%8D%E9%91%91%E3%80%91%E6%B8%A1%E9%82%8A%E5%A4%A7%E8%BC%94%E9%81%B8%E6%89%8B/
飯村吏毅哉:http://karatejournal.net/iimurarikiya/
西村拳:http://karatejournal.net/%E8%A5%BF%E6%9D%91%E6%8B%B3/